【花より団子録】2024年3月
桜が開花する前に、食で桜を満喫していた3月。
2024年3月のメニュー
nana’s green tea「桜もちロールケーキ」
桜をテーマにしたケーキには、個人的に苦手とするチェリー風味のタイプも多く慎重になりがち。その中でこちらは、塩気のある桜クリームに求肥、かのこ豆と和なケーキ!まさに桜餅。生クリームで洋の楽しさもある。桜の葉も敷かれていて桜餅の再現性が高い。また、ロールケーキって自分では薄く切ってしまいがちだが分厚くて最高!
さらに夕方以降はなんとなくコーヒーを避けたいのだけれど、ドリンクセットに煎茶があるのがありがたい。加えてセルフのお水のようにポットがあり、注ぎ足せばおかわりできる点もナイスでした。このナナズ独自の急須が気になって調べてしまった。360KYUSU – nana's green tea
仙太郎「ひっちぎり」
ひな祭り当日は、仙太郎の「ひっちぎり」で行事を楽しんだ。いくつになっても今日は楽しいひな祭り。ひっちぎりはその昔、宮中の人が行事準備に忙しくて、蓬餅の中に餡を包む手間を惜しんで適当にちぎって乗せたのが始まりらしい。その心情に非常に共感できる和菓子である。
私は昨年の販売終了後に知って、来年こそは!と狙っておりました。今年はカレンダー的に3月3日が日曜日、しかも東京マラソンの日でデパ地下が混みそうだなと思い、1週間前に予約しておいた。お菓子のためには用意周到である。
このポンと置かれた餡子に目が行きがちだが、艶々で厚みがある蓬餅の弾力も感じられて美味しかった。また来年!
春闘ウィーク満喫しよ!
久しぶりにガッツリな春闘で、強制的に定時帰りできたため、ありがたく寄り道を満喫した記録。
都路里「抹茶十徳と季節の菓子セット」
都路里はパフェや茶そばの食事が豊富ですが、この抹茶と季節の菓子セットが夜のお茶にはちょうど良い。季節の菓子は、旬なモノを活かしたモンブランになることが多いのだけれど、今月は桜だ!と知って来店。桜あんクリームの中には抹茶ホイップと抹茶カステラで都路里らしいモンブラン。
抹茶の十徳は濃厚な旨みが特徴(さっぱりタイプの長久の白セットもある)。抹茶は夜でもより濃いモノを選んでしまう。都路里は大丸東京の10階といった立地で、八重洲の夜景を眺めながらお茶を楽しめた。
資生堂パーラー・サロンドカフェ「季節のアシェットデセール、サクラモチ」
ラゾーナ川崎店限定のマンスリーデザート。トップの桜アイスに道明寺、下のミルフィーユには黒糖クリームに苺、さらにまた道明寺が入っていてこれでもかと桜を堪能できた。パフェともケーキとも違うまさに特別なデザートで優雅な気分になれた。セットドリンクはプレミアム(少し課金する)から選択してロイヤルミルクティーにしちゃったよ。カップ並々のミルクティーってなんだか幸せな気分になるよね。
週一でハマった出社パン
オキーニョ「渋皮栗のバケット」
(デスクでモグモグしていたためディスプレイ写真で紹介)
オキーニョは猿田彦珈琲が展開するベーカリー。出社パン購入で利用していたエキュート品川店が3月末で閉店ということで、毎週惜しみながら買っていたお気に入りのパンがこちら。
S字の硬いバケットの中に栗がゴロゴロと入っていて食べ応えがある。栗の存在感はもちろん、栗あんの甘さとバケットの塩気の組み合わせにハマっていた。次からは亀戸か池袋の店舗に行くぞ!
ハイペースでパフェを食べた月間
京橋千疋屋「桜滴-さくらしずく」
京橋千疋屋の夜パフェに桜がキタ!と気分が上がって初日に向かった。ご覧の通り複雑な構成。上部はtheさくらで、真ん中のカルダモンアイスがクセになる美味しさ。こういった考察系パフェ(と区分けしてみる)ってどう考えているんだろうね。夜パフェシリーズのためアルコール使用だけれど、そこまで強くなかったため苦手な方も大丈夫かな。
千疋屋「パルフェ フリュイルージュ」
正直なところ苺は好きだけどそのまま普通に食べるのが1番と思っている節があり、苺パフェや苺系のアフタヌーンティーってあまり選ばないのですが、「グラスの中はチーズタルト風」の説明に惹かれて来店。千疋屋、店舗ごとに少しずつパフェのラインナップが異なるので毎月楽しみにしている。(大体、月初の1日と真ん中15日に更新されます)
説明の通り、中盤はクリームチーズアイスにザクザクのクランブルでチーズタルト!上部の生クリームと合わせて食べるとよりケーキで美味しい。トップのクイーンルージュがジューシーで主役感を出していた。
丸福珈琲店「桜と苺のパフェ」
ちょっと!見た目が好みすぎるんですけど!!一目会いたいな(食べたい)と思い来店。午後休を取得し、平日のティータイム前を狙っても混んでいた。さすが銀座三越。桜アイスが雪見だいふくのようにお餅で包まれて桜餅を表現している。が、しっかり包んでいる故に正直食べづらくて魔術師みたいな動きでスプーンフォークを使い食べ進めた。私は単純能天気な性格ゆえ、シンプルなtheパフェが好きなのかもしれない。セットドリンクにカフェオレがあるのが嬉しい。
パフェ疲れであんみつに走る後半
通常よりハイペースでパフェを楽しんだ結果、和に走る!(意外にも!?昨年は年間でパフェは6食のため、今月はその半分を食べていた)TwitterのTLで見かけることが多くあんみつが無性に食べたくなった。しょっぱいモノにいかないあたり、どこまでも甘党である。
みはし「お花見あんみつ」
マイベストみはし探しを始めたかったが、季節限定のお花見あんみつに飛び込む。だって桜アイスに苺、白玉、若桃と彩りが良いし、さらに金箔がオンですよ。春だ!めでたい!と浮かれるしかないあんみつ。いつだって良い仕事してくれる求肥もお忘れなく。若桃をはじめて食べたが食感が良いね。
つる瀬「あんみつに桜アイストッピング」
みはしであんみつ沼も進みたくなり、調べた結果気になったのがつる瀬。通常のあんみつに桜アイスをトッピングしてもらいました。赤えんどう豆が特に印象に残る美味しさで、そのままと黒蜜をかけた状態それぞれで味わった。お団子の甘辛2本セットも気になったなあ。赤飯弁当やいそべ巻など軽食メニューも多少あるため甘いモノが苦手な人と一緒に利用できると思う。
(余談)向かう道中に同じく甘味処「みつばち」を通るため立ち寄りたくなりますが我慢です。ハシゴも良いね。
暖簾が鶴で可愛い!
みはし「苺あんみつに桜アイス・杏トッピング」
つる瀬で杏の魅力に気づいた結果、みはしの杏はどうなんだろう?と食べたくなる。そんなことを考えていると、みはしから苺は3月末で終了のお知らせ。ということは、桜・苺・杏の3者が共演できるのは今だけ!?さあ行くぞと今月2回目のみはしです〜。
杏と苺の酸味、桜アイスの塩気、こしあんの重すぎない上品な甘さ…最高にLOVEな組み合わせ。マイベストみはし季節限定編が早くも完成してしまった。食べながらお店の回転率の良さとお値段、ちょっぴりカスタマイズを楽しめる店からラーメン屋さんに似ているよなあと考えたりしていた。パフェは1人で食べづらい方も甘味処から行ってみるのもおすすめです!
お家でケーキコレクション
ハーブス「アイリッシュクリームチーズケーキ」
硬めでコクのあるチーズケーキにアイリッシュウイスキーが効いたクリームがオンされている。このね、クリームが美味しいのよ。美味しいしか言葉が出てこない。ハーブスの他ケーキより見た目が小ぶりに見えますが重さがあるのでちょうど良い。
何度も同じ事を書いてしまいそうですが、私はお酒が入ったケーキが大好き。呑むと食べれなくなるから呑まないだけで、きっと本質は酒呑みだと思う。冬の定番ケーキなので来年も待ってるぞ〜!
以上、好きな桜が旬なこともあって、たくさん食べてたな。年度末を乗り切るには必要経費!
それでは4月も生活を楽しもう〜